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院生募集

歯科医師・歯科医学者として専門分野を身に付け,
世界をリードしたい方を募集しています

若手歯科医師の育成(専門医の養成)


 当教室は,クラウン,ブリッジやインプラントなどの固定性補綴装置による治療を専門としています.専門科として,「審美性を追求した歯冠修復治療」はもとより,「感染除去の徹底」および「MIの概念」に主眼を置いた卒後専門教育を実施しています.


● メタルフリー修復
● 歯周補綴
● インプラント補綴
● 接着歯科治療 など


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診療で生じた疑問を研究で解決・先端歯科医療技術の創出


 診療で生じた疑問に対して,臨床研究や基礎研究によって解決を求めます.大学院では,最新の歯冠修復材料の評価や臨床研究,iPS細胞を用いた骨や歯の再生研究など,様々なテーマの研究を行っています.


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 当教室員は,多様な経歴・専門分野をもつメンバーで構成されており(出身大学も様々),常識にとらわれない新鮮な研究アイデアが日々飛び交っています.また,海外留学経験者や留学生も多く、国際的な学術活動が盛んです.

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咬合修復科 卒後研修プログラム


 当教室のホスト研修医および大学院生の研修プログラム概要です.
 当教室では,研修医の1年間(ベーシックコース)と大学院の4年間(アドバンスコース)の合計5年から構成される卒後研修プログラムを実施しています.
 ※Advanceコース(大学院生)からの研修も受け入れています.




ベーシックコース(研修医)

 模型実習と臨床ケースを通じて,補綴治療の基本技能の訓練と基本知識を修得します.

到達目標
● クラウンブリッジ専門症例について,POS(Problem Oriented System)および
  エビデンスに基づいた診断・治療計画の立案ができる.
● クリニカルクエスチョンの解決に必要な臨床研究論文の探索と批評ができる.
● 補綴治療に関する基本的な知識・技能を修得する.
● クラウンブリッジの基本的な技工ができる.





※東北大学病院研修制度では1週間のうち,3日間総合歯科診療部,任意に選択した2日間で専門科の研修を行います
 (表は一例).
※咬合修復科プログラムを緑枠で示しています.インプラントカンファレンス,ラボミーティングへの参加は自由です.
※毎週水曜日の夕方には実習室で形成実習を行っています.


概要
患者配当
  補綴治療に関してどのような診査を行い,どのように評価するのか,はじめに各診査項目について講義を行い,
  口腔内写真撮影のトレーニングを行います.
  配当患者に対し診査・治療計画の立案を行い、教室会で発表します.
  その後,治療の経過について研修終了時に発表を行います.
形成実習課題
 各課題(年間スケジュール参照)について指導医のチェックを受け,実習試験に臨みます.
Evidence-Based Dentistry(EBD)論文抄読会
 クラウンブリッジに関する歴史的重要論文(いわゆるポジションペーパー)について各自読み,
 要点をまとめ,発表を行います.
技工
 修復物1つ(インレー,クラウン,ブリッジ,義歯のいずれか)をミニマムリクワイアメントとし,技工を行います.



【咬合修復科ホスト研修プログラム成績優秀者表彰】

平成27年度 最優秀賞:永田 智弘, 優秀賞:佐脇 有美

  

平成28年度 最優秀賞:尾崎 茜


平成29年度 最優秀賞:木村 葉月, 優秀賞:豊田 兼也

  

平成30年度 最優秀賞:津野 美香


平成31年度 最優秀賞:熊澤 圭介, 優秀賞:森 里美

  

アドバンスコース(大学院生)

 専門性のある補綴症例を担当し,指導教員の指導を受けながら治療を進めます.定期的に症例検討会で発表し,各治療ステップで問題点を多角的に捉える視点と的確に治療計画を立案する力を養います.これらの発表資料を,専門医取得に必要な症例として整えていきます.
 また,CAD/CAMデジタル技工のトレーニングを受け,TA(ティーチングアシスタント)として学部学生実習の補助にあたります.

到達目標
● 日本補綴歯科学会専門医の申請に必要な複数の専門症例が術後管理まで進み,申請準備ができる.


毎年12月には大学院生による症例検討大会(口頭およびポスター)を行います.

【大学院生症例検討大会・最優秀賞受賞者】

平成27年度 河阪 幸宏

平成28年度 近藤 威

平成29年度 近藤 威

平成30年度 大堀 悠美

平成31年度 木村 葉月

令和2年度  伏見 国拡

令和3年度  大竹 孝幸

令和4年度  大竹 孝幸

令和5年度  中川 茉莉

先輩の声


尾崎 茜
(平成28年入局・当科ベーシックコース修了)

専門性を持った臨床を学ぶために
 学生時代より補綴やインプラント治療に興味があったこと、きちんと患者さんが噛めるように治療方針のゴールを決定するのは補綴医であるとの思いから、ホスト診療科としてこの科を選択しました。
 マンツーマン指導体制の元で治療方針立案に当たっての考え方や基本的な臨床手技や技工操作を学び、また、空き時間には指導医以外の先生方の臨床を見学させて頂くことで様々な考え方に触れることができました。さらには、実際に患者さんを配当され、学んだことをすぐにフィードバックすることができました。論文抄読では接着ブリッジに関する文献を発表し、先生方とディスカッションできたことは、とても面白かったです。
 今後、より専門性を持って臨床を学びたいと考え大学院進学を決めました。教授をはじめ、医局の先生方や先輩方はどんな些細なことにもアドバイスをくださいますし、どの先生方も様々な専門性を持って臨床をされているので、そのような先生方に囲まれて臨床を学べるところが、この医局の良いところの一つだと思います。
 医局の雰囲気も良く、指導体制も整っているので、ホスト研修医として充実した1年を過ごしたい方は、ぜひ当教室に見学にいらして下さい。



渡辺 隼
(平成25年入局)

生涯に渡って自ら問題を発見し答えを導き出す「考える歯科医師」になるために
 私は学生時代から患者さんが最終的によく噛めるようになるための補綴治療に強い興味がありました。その中でも固定性補綴治療をメインに行っている当教室で勉強してみたいと思い大学院に進学しました。
 入局してみると教授、医局長はじめ先生方はとても優しく何でも聞きやすく、先輩方も和気藹々としていて、とてもよい雰囲気の医局だと感じました。また、口腔外科、有床義歯科など様々なバックグラウンドを持った個性溢れる先生方がいるので、多角的に臨床を学ぶことができます。東北大学の理念である「一口腔単位」で診査・診断・治療・メインテナンスと全てのステップで指導医とディスカッションしながら行うため、非常に勉強になります。
 学部生時代には全く研究には興味がなかった私ですが、バイオグループに所属し実験を行っていく中で分子生物学的に現象を解明していく魅力にはまり、今では研究活動をメインに行っています。さらに海外での研究成果の発表や短期留学をすることもできて非常によい経験をさせてもらっています。また教室には外国からの留学生もおり、アメリカやヨーロッパに留学経験のある先生もいるので国際的な視点で多様な考えを共有できることも魅力のひとつです。
 臨床論文・基礎論文のpaper readingやケースプレゼンテーション・研究発表など情報をまとめて発表する機会が多いのも特徴です。最新の知見を得続け生涯に渡って問題を自ら解決できる「考える歯科医師」になりたい方はぜひ当教室に見学に来てみてください。




応募要領や大学院入学に関する詳細は東北大学大学院歯学研究科ホームページをご覧になり、最新情報を入手してください。

http://www.dent.tohoku.ac.jp/


当分野大学院および研修歯科医に関する問合せ先:

医局長:山田将博
e-mail: crbr.mrpros*tohoku.ac.jp(メールアドレスは「*」を「@」に変換してください)

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